イメージ: スクレ、Ortiz通り、ラ・メルセー教会のベルタワーを望む

ボリビアの白い街、世界遺産・スクレ


5月の連休にボリビアを旅してきました。
最初に向かったのはスクレです。

パラグアイ・アスンシオンから飛行機を乗り継ぎ、スクレへ。
標高はおよそ2700m。飛行機を降り立つと、乾燥した空気と高地特有の強い日差しがあり、市内へ向かう道中には簡素なレンガ造りの建物が連なります。

ところが中心街へ入ると、それまでの雑然とした町並みが一転。整然と白壁が続き、まるで急にどこか別の国に来た気分になりました。

スクレ、Argentina通り

スクレ、Argentina通り

スクレ、カテドラルのタワーを望む

スクレ、カテドラルのタワーを望む

街は1538年にスペイン人によって造られ、ポトシ鉱山の富によって栄えてきました。
町は白壁とオレンジ色の瓦屋根で統一され、今もなお、当時のスペイン風のスタイルがよく保たれています。
1825年、この街でボリビアのスペインからの独立が宣言され、今に至るまでボリビアの憲法上の首都です。
1991年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

レコレタ地区からの街の眺め

レコレタ地区からの街の眺め

ところで「憲法上の首都」とは、何でしょうか?

ボリビアでは憲法で首都はスクレと規定されています。
ところが19世紀末に最大都市ラパスへ遷都する案が持ち上がり、スクレの人は反対し、両者の対立が高まったそうです。

最終的には、行政府と議会がラパスへ移り、スクレには最高裁判所が残りました。事実上の首都機能はラパスに移りましたが、憲法上は今もスクレが首都となっています。
もらった観光地図には、誇らしげに”Sucre Capital de Bolivia”(スクレ、ボリビアの首都)とうたわれていました。

スクレ、チュキサカ県庁舎

スクレ、チュキサカ県庁舎

今のスクレは県庁が所在する地域の中心都市で、若い人も多く活気が感じられました。
景観保護は徹底していて、街は白壁で統一され、看板も目立たないように配慮されています。
白壁の建物群は今も住宅や店などとして現役で使われています。

スクレ、Grau通りとBolivar通りの角。この建物は通信会社のオフィスが入居。

スクレ、Grau通りとBolivar通りの角。この建物は通信会社のオフィスが入居。

スクレ、Grau通り

張り出したテラスや出窓もよく見かける。

スクレ、Audiencia通り

スクレ、Audiencia通り

スクレ、5月25日広場

スクレの中心、5月25日広場

スクレ

夜のスクレ。山の上の十字架もライトアップされる。

市内にはたくさんの教会があり、外観はもちろん、中の装飾も見事です。
街はペルーの観光都市クスコにも雰囲気が似ていますが、まだそこまで観光客が集中しておらず、落ち着いた印象です。

スクレ、サンフランシスコ教会

スクレ、サンフランシスコ教会。アーチが特徴。

スクレ、Calvo通り、サントドミンゴ教会

スクレ、Calvo通り、サントドミンゴ教会

これから何回かに分けて、スクレの街をご紹介していきます。


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