パラグアイ郷土料理レストラン kamambu


突然ですが、パラグアイ料理と聞いて、何をイメージされますか?
私の住んでいるパラグアイの首都アスンシオンには大小さまざまなレストランがあるのですが、
地元パラグアイ料理のレストランが意外とありません。
ブラジル料理や、ピザ・パスタなどのインターナショナル系、
日・韓・台湾などのアジア系は多いのですが、
パラグアイ料理と言える店は少なく、お勧めの地元料理の店はと聞かれると、はてと困ってしまいます。

もちろん大衆的な食堂へ行けばローカルな食はあるのですが、
きちんとしたレストランでパラグアイ料理専門というのが少なく、
日本からいらっしゃる方にも喜んでもらえそうな、郷土料理のレストランを探していました。

そんな中、前から気になっていたパラグアイ郷土料理のレストラン、
アスンシオンの新市街にある”Resto Kamambu”へ行ってきました。
住宅街の一角にあって、民家を改装した作りです。

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メニューには、パラグアイのトラディショナルな料理に加えて、
国内の地方の料理や、19世紀の歴史的なレシピなど、
他ではあまりお目にかかれない料理が並びます。
店のオーナーらしき方のお勧めの、歴史的な料理から1点と、地方の料理から1点を注文しました。

出てきたのがこちら。
手前がChululuという料理で、鳥肉にケソ・パラグアイ(パラグアイ風チーズ)とトマトがのっています。
1860年代に在位したフランシスコ・ソラノ・ロペス大統領のファーストレディーで、
アイルランド出身のマダメ・リンチ女史のレシピから作ったそうです。
当時のパラグアイに欧州文化を持ち込み、今も非常に有名な歴史上の人物です。

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全体にのっているケソ・パラグアイは普通のチーズと違ってあっさりしていて、
たくさん食べても、しつこく感じることがありません。
付け合せは、ゆでたマンジオカ(タロイモ)とマンジオカのサラダ、チーズ味のご飯、目玉焼き、ソパ・パラグアージャなどです。

ゆでたマンジオカはパラグアイでは定番の付け合せですが、
店によって違いがあり、ここのはさすがにホクホクで美味しかったです。
ソパ・パラグアージャはトウモロコシ粉やチーズでできたケーキで、とても腹持ちが良いです。

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黒いお鍋の中身はアサード・ア・ラ・オジャと言い、鍋で作るアサード(焼肉)。
アサードと言えば普通は炭火で直に焼くのが一般的ですが、
アサード・ア・ラ・オジャは鍋に肉と水、柑橘の果汁を入れて火にかけ、時間をかけて仕上げるそうです。
肉は牛と豚から選べ、牛を選択。
どこの部位だったが忘れてしまいましたが、とても柔らかくておいしく、食べやすいお肉でした。
店の看板メニューらしく、店のマークもこのお鍋の形です。
2人で料理2品を頼みましたが、小食な人達なら3人でも分けられそうなボリュームでした。

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店内はパラグアイらしいレースの飾りがあったり、かかっている絵や写真も素朴系で落ち着きます。
控えめなパラグアイ音楽のBGMも好印象でした。

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落ち着いた雰囲気でパラグアイの料理を楽しみたい方には、お勧めしたいお店です。
Trip Adviserでも外国人観光客の評価が高いですが、決して外国人メインの店というわけではなく、
この日のお客さんはほとんど地元のカップルやグループなどでした。
ちなみに費用は2人で2品とジュースで約17万グアラニー(36ドル相当)でした。
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Resto Kamambu
(021)610594
住所:De Las Palmeras y Tnietnte Zotti, Villa Morra,Asuncion
セントロからはタクシーで20分前後です。
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