イメージ: 旧アスンシオン中央駅、薪の蒸気機関車

南米で最初の鉄道 パラグアイ・アスンシオン旧中央駅


パラグアイの首都アスンシオンの旧・中央駅は、緑の多いウルグアージャ広場の正面、円柱のファザードが印象的な白亜の建物です。
今は駅としての役目は終え、鉄道の博物館として公開されています。
Estación Ferrocarril Central,Asunción 20141123

薪で動く蒸気機関車とレトロ食堂車

19世紀、急速に近代化を推し進めていたパラグアイは、英国の技術を導入して1861年に南米で最初の鉄道を開業させました。
日本初の鉄道開業(新橋-横浜)の11年前のことです。

機関車は全て英国製。
普通、蒸気機関車の燃料は石炭ですが、パラグアイには石炭はなく木が豊富なため、世界でも珍しい、薪で動く機関車が導入されました。

Estación Central,Asunción 20151217

1997年まで現役だったという食堂車。木製でレトロです。
Estación Central,Asunción 20151217

食堂車の内部
Estación Central,Asunción 20151217

ブエノスアイレスまで結んでいた国際列車

駅職員の男性に鉄道の歴史を教えてもらいました。
線路はアスンシオンから370km先、アルゼンチン国境のエンカルナシオンまで延びてアルゼンチンの鉄道に接続し、1997年までは、アスンシオンからブエノスアイレスまで国際列車が週2便運行されていたそうです。
当時、ブエノスアイレスまで約30時間で、パラグアイ国内では薪の蒸気機関車、アルゼンチン国内ではディーゼル機関車に牽引されていたそうです。
今はブエノスアイレスへの移動は飛行機かバスですが、当時はこの駅がまさにアスンシオンの玄関口だったのでしょう。

当時の路線
Estación Central,Asunción 20151217

しかしその後、自動車交通の発達や設備の老朽化などにより鉄道は運休。
2014年、エンカルナシオンとアルゼンチンのポサダスの間8kmが国際列車として復活し、渋滞のない移動手段として活躍しています。

駅舎は古いですがきれいに保たれ、プラットホームはまるで古い映画のワンシーンに出てきそうです。
この駅から、再び列車が旅立つ日に思いを馳せます。

Estación Central,Asunción 20151217

行き方

旧中央駅はアスンシオン空港から約15㎞。
アスンシオン市の旧市街、ウルグアージャ広場の前にあります。
近くはホテルやお店なども多く、旧市街の散策の途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。

当社ウェブトラベルは日本の旅行会社として唯一、パラグアイ現地に日本人コンシェルジュが常駐しています。
首都アスンシオン観光、ニャンドゥティ工房見学やお買い物など、お客様のご希望に沿った旅行のアレンジを致します。
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まずお気軽にお問い合わせください。

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One thought on “南米で最初の鉄道 パラグアイ・アスンシオン旧中央駅

  1. ばーちゃわーるど

    e-南米.net
    管理人様

    お世話になります。ばーちゃわーるどです。

    以前、パラグアイに関する情報を頂きましてありがとうございます。

    頂戴しました情報を参考にいろいろ検討しまして
    下記の様なシンボルを模型化させて頂きました。
    (4.5cm×4.5cmのミニジオラマです。)
    http://www.tokyovirtualworld.com/10-yokoso-japan/10-143-paraguay

    また、誠に勝手ながら同ページで御サイトをご紹介させて頂きました。

    もし気になる点などございましたら
    アドバイスなど頂戴できましたら幸いでございます。

    この度は誠にありがとうございました。

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