パラグアイで第1回メルコスール文化祭開催


パラグアイ・アスンシオンで11/6~7に「第1回メルコスール文化祭」が開催されました。
音楽や映画、展示などを通じてメルコスール各国の文化を紹介し、交流するイベントです。
メルコスール(南米南部共同市場)とは、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ、ボリビアが加盟する経済ブロックです。

6日夜、オープニングイベントとして、アスンシオンの高級ホテル「グアラニー・エスプレンドール」のシアターでコンサートが開かれました。
このコンサート、第一回のイベントのオープニングにふさわしく豪華な内容でした。

パラグアイ国立舞踊団のダンスで幕を開けた後、Payadorと呼ばれるガウチョ(牧童)の即興の吟遊詩の詩人達が登場。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

一人が人生や死といったテーマについて歌いながら問いかけ、もう一人が歌いながら即興で答えるというスタイルです。
地域を代表する文化としてメルコスール文化遺産に宣言され、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルで見られるそうです。

地元パラグアイのアルパ奏者SIXTO CORBALANと、ギタリストPedro Matrinezのトリオの共演。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

パラグアイの大御所のギター奏者、Efren Echeverria。
とても人気のある方のようで、演奏はもちろん話術でも大いに沸かせていました。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

後半の大詰めで登場したのが、地元パラグアイの人気グループ、Pynandi(ピナンディ)。
パラグアイの先住民族グアラニーの伝統音楽と、ヨーロッパの影響を受けたパラグアイ音楽を融合。
スペイン語とグアラニー語の歌詞を奥行きのある声で歌い、幅広い世代に支持されています。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

ボーカルのNormaさんはこの日はグアラニー族の鳥の羽根の飾りをつけ、神々しい雰囲気でした。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

そしてラストを飾ったのはアルゼンチンから来たTonolec(トノレック)。
アルゼンチン北部のフォルモサとチャコ出身の2人は、北部のフォルクローレ(民族音楽)を電子音楽と融合させ、フォルクローレに新風を吹き込んでいます。
音楽は国を超えて人が交流するためのツールだと話していました。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

Tonolecが目当てのお客さんが多かったようで、最後には総立ちで踊り、コンサート終了後もお客さんが帰らずに、急遽おまけでもう一曲演奏するという盛り上がりぶりでした。

20151106 Festival Cultural del Mercosur

一部だけをごくごく簡単にご紹介しましたが、見応えのある豪華メンバーで、これで入場無料とは太っ腹なコンサートでした。
文化を通じて南米各国の交流を深めるイベント、これからも続けていってほしいと思います。
第2回メルコスール文化祭は2016年にウルグアイで開かれます。


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